【ボードゲーム】グルームヘイヴン 忘れられし輪 の紹介【Gloomhaven Forgotten Circles】

過去の記憶が未来への鍵となる

神秘的な占い師が暗い予兆と恐ろしい新たな敵を連れてくる

彼女と一緒にGloomhavenの歴史を探り、迫り来る大惨事を防げ

こんにちは、ひかふれ(@Hikafre)です

久しぶりにグルームヘイヴン関連の記事を書こうと思います

というのも、最近めっきりボードゲームに触れることができず、グルームヘイヴンロスに陥っているからです…

コロナなんて嫌いだ

今回の記事の内容
  • グルームヘイヴン 忘れられし輪 の基本情報
  • グルームヘイヴン 忘れられし輪 の追加点
  • 魅力とうーんな点
  • こんな人におすすめ

 

となっております

執筆時現在、日本語版の流通はありませんが、アークライトさんが順次日本語化を進めてくれているようです!

私含むグルームヘイヴナーは正座でお待ちしておりますので、どうぞ頑張ってくださいまし…!

ではいきましょう!



目次

そもそもグルームヘイヴンって?

この記事を読む前に、グルームヘイヴンってなにさ?というかたはまずコチラの記事からどうぞ

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グルームヘイヴン 忘れられし輪 とは

基本情報

基本情報
  • 商品名   Gloomhaven Forgotten Circles
  • タイプ   戦略、テーマ性
  • カテゴリー 冒険、探検、ファンタジー、戦闘、ミニチュア
  • メカニズム 協力、キャンペーン、カードドリブン等
  • プレイ人数 1−4人
  • プレイ時間 60−120分
  • 対象年齢  14歳以上
  • 複雑性    高
  • デザイナー  Isaac Childres, Marcel Cwertetschka
  • 発売時期    2019年

発売は2019年ですが、現在まだ日本語版の流通はありません

グルームヘイヴン 忘れられし輪(Gloomhaven Forgotten Circles)とは、グルームヘイヴンの直接的な続編になります

立ち位置的には「エピローグ」にあたるものとされています

注意
「続編」であり、「拡張」ではない、という点に注意!! 

グルームヘイヴンというボードゲームは非常に「テーマ性の強い」ボードゲームです

今回の拡張も、物語の続きとして紡がれるものです

まだクリアされていない人はまずグルームヘイヴンを一通りプレイすることを強くオススメします



内容物

大まかな中身
  • 68ページのシナリオブック
    :20以上のダイナミックなアドベンチャーが収録
  • 3体の強力なボスを含む7種類の新モンスター
  • 本作の鍵を握る新しいキャラクター
    :エイズサーのディヴァイナー(Aesther Diviner)
  • 新しいロケーション
  • 新しいアイテム
  • 新しいロードイベント
  • 新しいアンロック可能な封筒 等






新たな追加要素

フォーカス

モンスターのアビリティの中には、「誰が一番近くにいるか」以外の基準で攻撃を仕掛けてくるものがあります

原則は指定された優先順位に従いますが、複数の基準が同数値の場合は通常のルール(誰が一番近くにいるか)を使用します

モンスターにも知恵がついた、ということでしょうか(笑)



再生

(参照:ルールブック)

再生はポジティブな状態を表します

再生を持っている場合、ターンの開始時に「自身の治癒1」のアクションを行います(気絶状態でも)

ダメージを受けた場合、再生トークンは取り除かれ、ダメージは通常通り継続します

ターンの開始時に流血と再生の両方を持っている場合、再生の効果が先に発生し、流血トークンが取り除かれ、通常通りに回復します




裂け目

(参照:ルールブック)

裂け目は、ディヴァイナーが作成することができる、永続的なオーバーレイタイルです

裂け目能力の効果は、通常ラウンドの終了時まで持続するが、その能力で作成された裂け目はマップ上に残り、将来の裂け目能力によっても活性化されます

裂け目があるヘクスは空とはみなされず、負ともみなされません

ディヴァイナーは一度に5つの裂け目をマップ上に置くことができますが、6つ目を配置する場合は、他の1つを取り除く必要があります




テレポート

(参照:ルールブック)

テレポートとは、現在地から目的地までのすべてのヘクスを移動を消費せずに、特定の場所に移動させる能力です

ただし、テレポートは移動能力とはみなされません(そのため、足止めを持っている間も実行可能)

また、その進路の過程に、敵、壁、障害物、またはいかなる種類の地形があっても、阻害されることはありません

フィギュアがテレポートするヘクスは、そのフィギュアが存在する有効なヘクスでなければならず、そのヘクスに入ることによる効果(トラップ、危険な地形、 特殊なキャラクターのアビリティなど)はすべて通常通りに発動します

フィギュアは未公開の部屋にテレポートすることはできません




白枠の壁

(参照:ルールブック)

白枠のあるオーバーレイタイルはすべて「壁」とみなされます

タイルが占めるすべてのヘクスは壁であり、マップタイルの境界線上の壁と全く同じように機能します

壁は飛行やジャンプを使用しても移動することができず、すべての視線を遮ります

それらは障害物とは見なされません




ミックスエレメント

(参照:ルールブック)

2つの異なる要素アイコンのアートを示す要素記号は、どちらか一方の要素であってもよいが、両方ではないと考えられます






グルームヘイヴン 忘れられし輪 の魅力

新キャラクター「エイズサーのディヴァイナー」

(参照:BGG)

今作の一番の目玉といってもいい
新キャラクターの「エイズサーのディヴァイナー

彼女は通常のグルームヘイヴンキャンペーンで使用するためにすぐにアンロックされます

簡単な説明に留めますが、ディヴァイナーはヒーリングやシールド、カードデッキの操作など、様々なことを行うことができるキャラクターとされています

攻撃的なキャラクターというよりは、サポートなどに特化したキャラクターのようですね

また、上記で紹介した裂け目やテレポートを使いこなすキャラクターです

日本の家紋が入った和柄のようなものを着用してますね!

こういうトリッキーなキャラクターは大好きです




シナリオの多様性

本作では、探索すべきストーリーやグルームヘイヴンについて発見すべきことが増え、より多くの伝承に触れることができます

テーマ性の強いボードゲームでは、非常に歓迎すべきことですね!

また、すべてのシナリオでは勝利条件が戦闘ではなく、戦闘であってもかなりの多様性を提供しています

グルームヘイヴンでは、シナリオの多くは「すべての部屋を探索し、すべての敵を倒す」という単純なもので、シナリオ自体にあまり多くのひねりはありませんでした

忘れられし輪では、具体的な内容は避けますが、中には独特の戦術的な考慮が必要な敵がいたり、優れたチームワークを発揮しなければならないシナリオ、初見で失敗に終わり何度も繰り返さなければならないものや、最後の瞬間に敗北する可能性が高いシナリオも存在するとか…

それが非常に窮屈に感じられ、そしてまた非常に強い達成感を生み出します





パズルと謎

本作では、ベースであるグルームヘイヴン以上にパズルや謎解き要素が多く含まれています

また、その謎を解く鍵になるのはやはり、新キャラクターのディヴァイナーでしょう

グルームヘイヴンでは、ミッションに深くは関わらないものが多かったのですが、本作ではミッションにも関わってきており、無視はできないでしょう

今回、私個人はそのような要素は好みなので魅力としてあげましたが、人によっては戦闘がメインであるグルームヘイヴンらしさを失っている、と感じるかもしれないです

確かに、「戦闘」が楽しいグルームヘイヴンですので、あまり多くの要素を取り入れすぎるとかえって複雑になりすぎるのかもしれません





少し残念な点

あくまで「続編」であり、「拡張」ではない

本作は拡張版としては例外の要素が強い「続編」としての立ち位置が強いです

使用するためには、まず基本ゲームの特定のシナリオを完成させ、適切なキャラクターとその付属品をすべて用意しなければなりません

つまり、本作に取り組む前に、基本ゲームへの本格的な時間投資が必要になります

もしあなたがまだこの条件を満たしていないならば、あるいはグルームヘイヴンを何度かプレイして放置しているならば、この拡張はオススメしません

また、数回のセッションでゲームが終わるという印象を持っている人にも向いていません

本作には20の冒険があり、49のセクションがあります

シナリオをいくつかプレイするためだけに買うと、お金を無駄にしてしまう可能性が高いです…




ディヴァイナーの強制使用

本作の大きな魅力の1つであるディヴァイナーですが、一方で重大な制約をもたらします

それはつまり、ミッションの多くでディヴァイナーを必要とするのです 

一例ですが、ディヴァイナーのテレポートなしでは到達できない場所があったりします

確かに本作は、軸をディヴァイナーに置いているので多少仕方ない部分はあるのかもしれませんが、できれば自分の好きなキャラクターでプレイしたい!という思いもあります

どうしても、と言う方はディヴァイナーをNPCとしてシナリオに連れていくのもアリかも…?




ミッションの複雑化

これはベースのグルームヘイヴンでも感じていた点がさらに複雑になってしまったようで、憂鬱な点です…

つまり、簡単に言ってしまえば「セットアップにより時間がかかる」ということです

本作では、最初の部屋をセットアップしても、扉を開けると、マニュアルには別のページに移動して、そこでセットアップした内容を見るように指示されています

新しい部屋には必ずストーリーがあり、部屋のタイルを追加して、新しいモンスターや新しい地形を探し出して、基本的にはすべての設定をやり直す必要があります

先が見えない、という点では私も大賛成であり、面白い試みだと思います

しかし、実際プレイした方の話を聞くと、思惑とは違う意見が出るものです

彼らが言うには、「ゲームの流れが非常に悪くなり、没入できなくなる」とのこと

扉を開ければ、そのたびにセットアップのし直しを行い、シナリオのストーリーを読み、勝利条件を今一度把握する…

進み始めたと思ったら、すぐ赤信号につかまってしまうような感覚なのでしょう

この部分は何か一工夫あれば一気にプラス要素になる気がするのですが…





こんな人におすすめ

グルームヘイヴン 忘れられし輪 を買うべき人
  • グルームヘイヴンをクリアしている(最重要)
  • まだまだ物足りない!
  • 新しいキャラクターでプレイしてみたい
  • 謎解き要素ウェルカム!
  • セットアップを苦に感じず、集中し続けられる

 

このような人にはぜひオススメしたい拡張版だと感じます

グルームヘイヴン好きならやっぱり気になりますよね

その前にベースのグルームヘイヴンをクリアしなければっっっ!!




まとめ

いかがでしたか

グルームヘイヴンの拡張として初めて発表されたのがこの「忘れられし輪」です

従来の戦闘重視から方向転換し、謎解きやパズル要素が大きくなった、という印象でしょうか

どちらにせよ、BGG頂点のグルームヘイヴンです

多くの方に愛されるからこそ、様々な意見が出るのでしょう

気になる方は、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか

もちろん、今後確実に日本語版が出るので、待っているのも全然OKだと思います

以上、グルームヘイヴン 忘れられし輪 の紹介でした!



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