こんにちは、ひかふれ(@Hikafre)です。
カルカソンヌというボードゲームについてまとめてみました。
- ボードゲームに興味あるけど初めは何を買おう。
- どうせ買うなら面白いものが買いたい。
という方に向けた記事になります。
このカルカソンヌというゲームは、2001年のドイツ年間ボードゲーム大賞に輝くほどのゲームです!
ドイツといえば、ボードゲームが非常に盛んなことでも有名ですね。そんなボードゲームの魅力を、今回はお話ししていきたいと思います。
カルカソンヌってどんなゲームなの?
基本情報
- プレイ人数:2−5人
- プレイスタイル:対戦型
- プレイ時間:約30分
- 対象年齢:10歳以上
- 複雑性:低
世界観
舞台はまだ、争いの絶えない古代ローマ時代。
プレイヤーは、それぞれの配下(ミープル)を周辺の道路や都市、修道院や草原に送り込んで発展を目指していきます。
ただし、地域の発展は必ずしも約束されるものではありません。
他のプレイヤーたちと競い、得点を一番多くもぎとりましょう。
ボードゲームの題名の「カルカソンヌ」とは、フランス南部に実際に存在する都市の名称です。
古代ローマ時代に築かれた「要塞都市」は、現在ユネスコ世界遺産にも登録されている、観光都市なんです!
いつか行ってみたいですよね!!
ゲームの流れと目的
ゲームの目的
最終的に、一番多く得点を持っているプレイヤーの勝利となります。
得点計算は、ゲームの途中に発生するものと、最後に発生するものがあり、その合算が最終得点になります。
ゲームの流れ
- 地形タイルを引いて、配置する。
- ミープル(コマ)を、今配置したタイルに置く(置かないのも可)。
- タイル配置によって道路や都市、修道院が完成した場合、得点ゲット!
- 1-3を繰り返し、タイルがなくなれば最終得点計算をして終了。
ざっくり大まかな流れなのですが、本当にこれだけなんです!すごくシンプル!
1. 地形タイルを引いて、配置する。
まだ山になっている地形タイルの中からランダムに1枚取り出し、ボードの形に合うように置きましょう。
ここで注意する点は1つ!
繋がるように配置しなきゃダメ!ということです。
下図のようなものはダメですね。
photo by Hikafre
2. ミープル(コマ)を、今配置したタイルに置く。
たった今配置したタイルにのみ、ミープルを置くことができます。
このミープルは、自分の手持ちにあるミープルが対象になるので、すでに置いてしまっているミープルを動かすことはできません。
なので、あえてここで置かない、という選択もできるわけです。
そしてこのゲームのミソと言ってもいいのが、ミープルをおこうとしている都市、草原、道路のつながっているところに他のコマがいてはならない!というルールです。
どういうことかというと、下図のような場合です。
photo by Hikafre
3. タイル配置によって道路や都市、修道院が完成した場合、得点ゲット!
完成した道路や都市、修道院があればその場で得点をゲットできます。
具体的にはこんな感じですね。
photo by Hikafre
- 道は、タイル数がそのまま得点。
- 都市は、タイル数と紋章の数の2倍が得点。
- 修道院は、周り全てが囲まれて9点。
そして、完成した道路や都市、修道院にいるミープルはお役目終了!自分のもとへ帰ってくるというわけです。
このような場合は、最も多くのコマを置いているプレイヤーの得点になります。
同数の場合は、それぞれに得点が入ります。
4. 山札がなくなれば最終得点計算をして終了
山札タイルがなくなったらゲーム終了です。
最終得点計算では、まだ完成していない道路、都市、修道院、そして草原について行われます。
その得点は、それに関連するタイル一枚につき1点となります。
例はこんな感じですね。
photo by Hikafre
そして、最後が草原の得点計算です。
草原は、その草原に隣接する完成した都市ごとに3点が入ります。
こんな感じです。
photo by Hikafre
草原に置いたミープルは、この最終得点時まで回収されることはありません。
なので、置く際は十分注意しましょう。
また、この草原ルールは、初心者の場合は外してしまってもいいと思います。
慣れてきてから、草原ルールを足しましょう!
魅力1:スナック菓子のような軽さで初心者にオススメ
カルカソンヌというゲームは、上記でも説明の通り、非常にシンプルなゲームです。
タイルを引いて、置いて、得点を重ねていく。
個人で管理するボードもないため、情報が一元化されていてとても見やすいです。
まさに、これからボードゲームをはじめようとする方にはかなりオススメです!!
そう、表現するならスナック菓子のように、手軽にサクサクっとプレイできるゲームなのです!
魅力2:コンポーネントが可愛い
これも初心者にとっては非常に重要ですよね!
配下になるコマ、通称ミープル(My Peopleの造語)と呼ばれていますが、これが可愛いっっっ!!
ただの人型のコマでは収まらない、不思議な魅力があります。
また、タイルの絵も可愛いのです。
一つ一つのタイルに描かれている絵は、それだけではただのひとかけらですが、ゲームが進むにつれ、大きな町になっていきます。
その形は、まさに一期一会!!
決して同じ形にはなりません。
どんな景色が広がっていくのか、考えてプレイするだけで楽しいんです。
魅力3:ゲームに慣れるほど生まれる戦略性?
ただ、そうほんわかもしていられません。なぜなら、これは相手のいるゲームですから。
相手もまた、得点をゲットしにくるでしょう。
どうすれば相手より得点を伸ばすことができるのか、やればやるほど戦略が溢れてきます。
でも面白いのが、相手の考えている戦略が自分にもわかる、という点です!
なぜなら、全員で1つの大きな街を作っているわけですからね。
「ああ、ここの道伸ばしたいんだろうな」
「都市完成させたいのね」
といったように、相手のしようとしていることは大体把握できちゃうのが面白いです。
そして、その戦略も大体はうまくいきません。
だって、次に引いてくるタイルなんて、誰にも予想できませんから(笑)
まとめ
- 初めてボードゲームをする!という方には超オススメ
- ルールは簡単、コンポーネントも可愛い
- 戦略がありそうで、運要素も侮れないのでみんな楽しい!
私の話になってしまいますが、実は私が一番最初に購入したボードゲームがカルカソンヌでした。
それまでは、友人2人とずっとカタンをやっていて、じゃあ違うのもやってみようか、ということで買った記憶があります。
カルカソンヌが家に来た日、幼い頃にずっと欲しかったゲームを買ってもらえた時のような興奮があったのを今でも覚えています。
カルカソンヌは、今でも引っ張り出してやるくらい、息の長い、本当に素晴らしいゲームです。
この記事を読んでくださっているあなたに、カルカソンヌの魅力が少しでも伝わって、「じゃあ買ってやってみようかな」ってなってくれればすごく嬉しいです。
ではまた!
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