【ボードゲーム】Rolling Heightsの紹介【キックスターター】

理想の低い小さな計画など
立ててはいけない。

そんなものには
情熱を奮い立たせるようなものはなく
実現することもないだろう。

だから大きな
計画を立てることだ。

望みを高く持ち
高潔で論理的な図面は
一度記憶されれば
決して消えることはない。

–––ダニエル・バーナム(アメリカの都市計画家)

こんにちは。

今回紹介するボードゲームは、「ゼネコン」の世界。

都市を構築し、社会を豊かなモノしていく。

人々の生活の基盤を作り上げ、次々に建つ高層ビル。

その過程はもはや、神の領域か。

そんなボードゲームの名前は、

「Rolling Heights」

この記事では、以下について解説していく。

この記事の内容

  • Rolling Heightsとは
  • プレイ概要
  • 魅力点/イマイチな点

現在このボードゲームはキックスターターでプロジェクトが進行中であり、完成はおよそ2023年の2月を見込んでいる。

もし当記事を読み、プロジェクトの支援をしていただけたら私も嬉しい。

ではさっそくみていこう。

目次

Rolling Heightsとは

(参照:kickstarter)

まずはこのゲームの基本情報をみていこう。

Rolling Heights
  • テーマ:都市建設、ゼネコン
  • 方式:対戦
  • 主要メカニズム:ミープルロール、エリアコントロール
  • プレイ人数:1-4人
  • プレイ適正年齢:14歳以上
  • 入手難易度:キックスターター支援

特筆すべきは「ミープルロール」(今名付けた)というメカニズム。

後述するが、いわゆるダイスロールの一種である。

また、このゲームには非常に多くのコンポーネントが存在する(90のミープル、250超のキューブ)ため、わちゃわちゃとしたゲームが好みならば要チェックだ。

ゲームは運要素が強めの中量級といった感じだ。

プレイ概要

では、一体どういったゲームなのか、ルールの大まかな概略を解説していく。

ゲームの流れ
  1. ミープルロール
  2. リスクテイク
  3. メインアクション
  4. クリーンナップ

目的と終了条件

概要に入る前に、ゲームの目的と終了条件を整理しておく。

このゲームでは既定のラウンドは存在せず、終了条件を誰かが満たすことによってゲームは終了する「トリガー式」だ。

そしてトリガーが引かれた際に、他人より多くの勝利点(VP)を稼いでいたプレイヤーが勝利となる。

得点方法は、ボード上で管理を行うため、基本的には全員が視認できるものだが、個人的に隠しもつ個人目標も存在するため、最後までどう転ぶかわからない点も魅力の一つだ。

以下ではゲームの流れを説明していく。

【ロール】転がせミープル、働けミープル!

(参照:kickstarter)

手番の最初、プレイヤーは自身の手元にあるミープルたちをロール(転がす)ことから始まる。

ロールできるミープルは多くて10個(最初は4個)。彼らがこのターンに労働してくれるワーカーたちだ。

転がったミープルたちは、以下の3つのタイプに分類されるだろう。

転がしたミープル
  • 直立:やる気満々!労働感謝!!
  • 横向き:まあ働くかー状態。
  • 仰向け:もう無理。寝たい帰りたい。

これらのうち、直立と横向きはこのターン働いてくれることになるので箱から取り出し、横に置いておく。

仰向けの奴らは、どうしたってこのターン動かないだろう。

このロールを、半分以上のミープルが取り除かれるまで行っていく



10個転がして、2つが直立、1つが横向き、後の7つは仰向けだった。

→働いてくれる3つは取り除き、残りの7つでもう一度ロール。

すると、1つが直立、2つが横向き、後の4つは仰向けだった。

→また3つを取り除くが、10個転がしたうち半数以上の6つが取り除かれたため、ロールは終了。

【リスク】サボってるやつなんて、いねえよなぇ?

ロールが終わったら次はリスクの時間だ。

端的に言うなればこのフェーズは「働かないやつを無理矢理起こす」フェーズだ。

もちろん、そんな酷いことをしたくない私やあなたのために、このフェーズは何もしないという選択も可能だ。

ただし、もしリスクをとりたいというなれば、さっきロールして横に寝そべっている全てのミープルたちを掴もう。

さあ、再びロールの時間だ。

転がして、もし1人でも直立・横向きになればそいつは労働行きだ。

はやく作業着に着替えさせよう。

ただし、もし全部倒れてしまった場合。

彼らは怒り狂って「ストライキ」を起こすだろう。

つまり、このターン「直立・横向きになったミープル」のうち「半数」を「仰向け」状態にしなければならない

なんていうことだ!!!

だからパワハラはあれほどダメだと言ったのに!!

プレイヤーは代わりに「ワイルドトークン」を1枚もらって、「強制的に」リスクフェーズを終了する。

【メイン】都市計画王に、俺はなる!

さて、ここまでは前戯。

このゲームのメインはここからだ。

メインでできる行動は全部で6つ

メインアクション
  • ミープル能力発動
  • 都市タイルの購入および配置
  • ワイルドトークンの使用
  • 商品交換
  • 建物の建築
  • 建物の完成

どれをどの順番で行っても構わない。

ミープル能力発動

(参照:kickstarter)

前までのフェーズで転がしたミープルたちには、その各々に個性を持っている。

多くの場合、色と合致した「キューブ(資源)」を持ち合わせているのだ。

例えば、水色なら「鉄」、茶色なら「木材」といったように。

キューブは、後述する都市タイルに置いたり、タイルの購入コストになったり、商品交換に使えたりする。

都市タイルの購入および配置

(参照:kickstarter)

ボードのわきに置かれた都市タイルを1枚、コストを支払って購入することができる。

購入した都市タイルは、ボード上に配置されることになるのだが、いわゆる「一等地」なんかに置く場合には、さらに配置のコストがかかったりするのだ。

また、自身のテリトリー外に置く場合にはさらに「距離コスト」もかかってくる。

そしてこのタイル、コストが支払えなければ「保有」ができない。

都市計画は一筋縄ではいかないらしい。

もし無事に配置することができたら、その土地に「所有権マーカー」を置こう。

ワイルドトークンの使用

ワイルドトークンはその名の通り、「ワイルド」、つまりどの色のキューブとしても使えるものだ。

ただし、もし使う当てがないのなら持っておこう。

ゲーム終了時、所持しているワイルドトークンは1VPになる。

商品交換

使わない・使えない資源は他のものに交換してしまおう。

交換レート
  • 任意の資源2つ→木材1orコンクリート1orガラス1
  • 任意の資源3つ→鉄1

建物の建築

(参照:kickstarter)

先ほど配置した都市タイルのそれぞれにはその上に建設できるキューブの色と数が示されている。

資源をうまく活用してここに建物を建設しよう。

建物の完成

都市タイル上に示されているキューブ数の上限までキューブを置くことができたら、建物が完成する。

プレイヤーはただちにタイルに示されているVPを獲得することができる。

また、タイルに描かれているミープルを1つ得ることができる。

建物を完成させて、てっぺんに所有権マーカーをひけらかせよう!

【クリーンナップ】お残しは許しません。

次のラウンドの準備と清算のフェーズだ。

以下の手順で進める。

クリーンナップ手順
  1. 未使用のキューブの没収
  2. 仮想資源の消失
  3. 全ミープルの回収
  4. 都市タイルの補充
  5. スタプレの移動

使われなかったキューブは残念ながら没収されてしまうので注意が必要だ。

仮想資源というのは、何にでも変換可能なキューブのことを指し、主に「マゼンタ」色のミープルが運んできてくれる。

【スコアリング】

ゲームのトリガーが引かれたら、手番数を同じにするため、スタートプレイヤーからもう1巡してゲームが終了する。

その後、以下の3つのスコアリングが行われる。

得点計算
  • 3枚の広告タイルによる得点
  • 2枚の目標タイルのうち1枚の得点
  • ワイルドトークン×1VP

広告タイルとは、全員が共通で知っている目標のことだ。

目標タイルとは、ゲーム開始時に各プレイヤーに2枚ずつ渡される隠匿目標のこと。

そして最後に使用しなかったワイルドトークンの数×1VPを数えて、ゲームが終了する。

魅力な点・イマイチな点

以下では、このゲームの魅力、そしてウウムとなりそうな点を紹介していく。

ビジュアル120点!理想の都市を構想しろ!

(参照:kickstarter)

このゲームの最も顕著で、わかりやすい魅力は「ビジュアル」だ。

ご覧になればわかる通り、ゲームが進むにつれて縦方向に伸びていく建物を眺めるのは、非常にウキウキするものがある。

たとえゲームに負けようとも、完成した建物をみて満足できる作品なのではないかと予想する。

また、建物といっても構成するのはカラフルなキューブたち。

きらきらした見栄えにインスタ映えも必至といったところだろう。

やり過ぎ注意!労働環境、守ってますか?

プレイ時間は60分前後、ユーロちっくな戦略性を兼ね備えているわけではないだろう本作は、初心者〜中級者に出すゲームとして活躍できるのではないか。

特に、私は運要素が絡まったゲームが大好きだ。

実力によって確実に差が広がっていくあの寂しさを知っているボードゲーマーの方も多いことだろう。

劣勢になっても一発逆転を狙え、時にはすごい爆発力を生み出すのが運ゲームのいいところだ。

今作でいうと、ターンに使えるワーカーをロールで決定できるのが面白い部分だ。

リスクをとって最大までワーカーを増やすか、堅実に建物を建てていくのか。

バーストした時なんかは盛り上がりそうだ。

他人干渉は少なめ

ルールを読んだ感じでは、都市を作っていく上で直接他人の邪魔や妨害ができるような仕組みは見受けられないようです。

これは、干渉されるのが嫌な人にとってはいい点であるが、あまりにソロ感が強いようだと考えものな気もする。

しかし、この部分は実際にゲームをしてみないことにはわからない部分も大きいかと思われるので、現状気にする必要はないだろう。

まとめ

今回紹介した「Rolling Heights」をまとめておこう。

Rolling Heightsとは
  • ターンに使うコマはロール運に任せろ!
  • 嫌ならリスクとって無理やり働かせろ!(ただし運)
  • 建物を建設して、VPと美しい景観を勝ち取れ!
  • ゲームが終わったらとりあえず撮影会

ゲームは現在キックスターターで支援中だが、小売展開もされるようなので、発売を待って輸入するのも全然アリだろう。

キック特有の「ストレッチゴール」がなく、早めに支援するメリットは多少の割引キック限定特典早期配達くらいだろうか。

日本語版が発売される可能性も十分にある作品だと感じたので、ぜひ参考にしていただければ幸いである。

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