こんにちは、ひかふれです。
あなたがボードゲームをしていて、喜びを感じる瞬間はいつですか?
パーティゲームで、センスの良い答えがハマって、爆笑の渦を引き起こした瞬間でしょうか?
デッキ構築ゲームで、コンボが決まって大量得点できた時でしょうか?
はたまた、協力ゲームでぼろぼろになりながらも、ラスボスを打ち砕くことができた瞬間でしょうか?
この問いには、実に多くの、十人十色な答えが存在するかと思います。
しかし、とりわけ対戦形式のゲームにおいては、その多くが「ゲームに勝利した瞬間」であることはまず間違いないでしょう。
ゲームといえど、勝負事。
誰だって、自分から「負けたい」などと思う人はいないでしょう。
今回は、私ひかふれが思う「勝負事に勝つためにはどのような考えを持つべきなのか」をつらつらと割と適当に書いていきたいと思います。
そのゲーム、楽しんでる?
今回書いていくのは、テクニックのような技術的なことではありません。
私が思う、マインド(心持ち)の話です。
それこそ技術的なことを話したら、個々のゲームによっても違ってくるでしょうし、私なんかが出る幕じゃないのは明白です。
私が「ゲーム(勝負)に勝つ」ことを目的に据えた時、越えなければならない段階が3段階あると考えています。
しかし、どの段階でも共通しているのは、「楽しむ」ことです。
イライラしたり、暴言を吐いてしまったりするのは、勝利への渇望ゆえなのかもしれませんが、見ていて気持ちのいいものではありません。
わがままに、堂々と
その第1段階目が、「自分のやりたいことをやる」ことです。
まずは、そのゲームを楽しむこと。
自分のやりたいことを、自由にやる。
自分のやった行動が悪手だとか、割りに合わないとかは気にしてはいけません。
たとえ他人に口出しされたとしても。
どうして他人に自分を制限されないといけないのでしょうか。
他人を満足させるために自分はゲームをするのでしょうか?
それは、楽しいゲームではないし、ゲームを楽しめなくなってしまいます。
だから、まずは「自分のやりたいことをやる」というのが大切なんです。
意外にここができてないって人もいるように思います。
面白そうだからやる、なんかかっこいいからやる、可愛いからやる。
いいじゃないですか。
自分のやりたいことをやって勝つって、気持ちいいですよ。
一通りやりたいことができるようになったら
さて、自分のやりたいことができるようになりましたでしょうか。
え?好き勝手やってたら負けたって?
まあ、まだ1段階目ですから。
この1段階目で勝てる方は、勝負事に「センスのある」方です。
「自分のやりたいこと=勝利への最適解」であるなら、これ以上ないですからね。
ただ、高度な勝負になってくると、確実にこれだけでは太刀打ちできなくなってくるでしょう。
そこで、2段階目です。
それは、「相手がやりたいことを知る」ことです。
相手の目線になって考えましょうってやつですね。
ここで視野を広げて、相手が一体何をしたいのかを考えてみましょう。
盤面から推測したり、その人の性格から推測したり、仕草や癖からまでも推測してみたり。
一気に処理しなくてはならない情報量が増えるので、最初は大変かもしれません。
しかし、ここで第一段階の考えが活きてきたりします。
「自分だったらこの場面でこうする」という考え方ができるからです。
相手もきっと、「相手のやりたいことをやってくる」はずです。
もし、1段階目で自分のやりたいことよりも効率などを重視していると、考え方に幅が出てきません。
いつも一辺倒な戦略になり、引き出しも少なくなってしまいます。
「こういうことをしてくるかもしれない」という思考をもつことで、視野が広がり、相手が何をしたいのか、推察できるようになったりします。
いわゆる「柔軟な思考をする」というやつですね。
もし推測ができたなら、その上で裏をかく戦略を立ててみる、というのが定石ですね。
性格が悪いって?
なんとでも言いなさい、それが勝負に勝つということです!
さらに高みを目指す
もし相手が何をしたいか、手に取るようにわかるようになれば、勝負の命運はもうあなたが握っているようなものでしょう。
煮るなり焼くなり好きにできるのですから。
しかし、将棋などの世界では、100手先を読む、なんて言われるくらい読み合いがすごいです。
高度な戦いになればなるほど、相手も自分の手を読んでくるでしょう。
だから、最後の3段階目で言うのは「相手から見た自分を理解する」ことです。
100手先なんて読む必要はないのです。
一体自分は、相手から見てどのようなことをしてきそうだと思われているのか。
ここで重要なのは、自分から見た自分がしそうな行動(第1段階)ではなく、相手から見た自分がしそうな行動を理解するということ。
2段階目で考えた相手の気持ちを、延長してみましょう。
そして、その推測をいかに不確実なもののするか、がこの段階のポイントです。
相手に自分の考えを見抜かれる前に、うまくずらしたりすることで照準を絞らせないようにしましょう。
いわゆる「何をしてくるかわからない」というやつですね。
もし自分の考えがバレてしまう時。
それはゲームに勝利するのが「確実」になったときです。
ここまで考えながらゲームを進めることができるようになれば、技術的な面は置いておいても、多くの場面で余裕を持った勝負を展開することができると思っています。
まとめ
いかがでしたか。
- 自分のやりたいことをする
- 相手のやりたいことを知る
- 相手から見た自分を理解する
人によっては、技術もへったくれもない、当然のことだという感想をお持ちの方もいるでしょう。
そこまでゲームに本気になって楽しいの?と言われてしまうかもしれません。
しかし、ここまで考えた先にある勝利というのは、なんとも気持ちの良いものです。
そして、負けた時の悔しさは何物にも代えられません。
その悔しさがリプレイを生み、より濃厚な勝負を展開することに繋がっていったりします。
これだから戦略ゲームはやめられないですね!
拙い文章ですが、誰かの参考になれば幸いです。
以上、ゲームに勝つための思考でした!
ではまた!
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