こんにちは、ひかふれです
本日は最近国内でも注目を集めている「マーダーミステリー」について基本的な情報をまとめました
- マーダーミステリーってなに?
- どんなゲームなの?
- ルールや人数はどうなっているの?
といった疑問に答えられるような記事になっておりますので、どうぞご参考にしてください
マーダーミステリーとは?
「マーダーミステリー」とは、
物語の登場人物ひとりひとりを各プレイヤーが担当し、 「真相の解明」と「独自の目的の達成」を目指す推理ゲームのことを指します
なので、登場人物ひとりひとりに詳細な設定が施されており、ひとりとして脇役がいない、全員が主人公となれるゲームになります
マーダーミステリーの起源
欧米が起源(19−20世紀)
欧米では、「ディナーパーティー」という形式でマーダーミステリーゲームを楽しむことがあります
つまり、夕食を取りながら他の参加者と交流し、犯人を捜すのです
さらには、レストランなどを会場として俳優に主要なキャラクターを演じさせ、 他の参加者が推理をするという、参加型の演劇のような大規模な形式もあるそうです
その後中国で流行(2016−7年ごろ)
きっかけは2013年ごろ
Asmodeeの「Death Wears White(死神は白衣をまとう)」が中国のネット掲示板で話題になったことに由来するとされています
※Death Wears Whiteはパッケージの日本語版も出ているようです
2016−7年ごろにはマーダーミステリー(謀殺之謎) としてジャンルが確立したようです
背景にはボードゲーム業界大手の参入などが確認されています
日本におけるマーダーミステリー
日本でマーダーミステリーがささやかれ始めたのが2018年ごろ
中国版マーダーミステリーの「王府百年」が火付け役になって一気にボードゲーム業界に拡がっていきました
マーダーミステリーの必要人数と時間
5−10人が基本になります
プレイするシナリオごとに必要人数が設定されているため、まずシナリオを決めてから人数を集めましょう
時間は短いもので1時間
長いものだと5時間に及ぶものもあり、プレイする際はかなり余裕を持った計画が必要になります
初心者だけでプレイする際はほぼ確実に時間をオーバーします
私が先日初めて仲間内だけでプレイした際は、目安2時間半のところを倍以上の5時間半かかりました…
また、ゲームにはGM(ゲームマスター)と呼ばれる進行役が必要ですが、最近はGM不要で楽しめるシナリオも多く存在しているようです
マーダーミステリーはどこで行う?
店舗で行うものとパッケージ版の2通りがあります
店舗型
大きな机、密談用の部屋、小道具、そしてGM等があらかじめ用意されているため、プレイヤーはゲームにより集中することができます
※店舗で行う場合は、事前に店舗への予約が必要になりますので注意を
最高の環境で楽しみたい!と言う方にオススメです
パッケージ版
友人同士で気軽にプレイできるメリットがあります
多少大変ですが、自力で設備を整えればオンラインでもプレイ可能になり、店舗型より素人の敷居は低いイメージがあります
私はパッケージ版をプレイしましたが、初心者だけでも十分楽しむことができました
マーダーミステリーのゲームの流れ
基本は「調査」→「推理」→「犯人特定」の流れをとることが多いです
調査
犯人特定のため、手がかりを探したり、他のプレイヤーと密談という形で情報交換を行います
調べる場所やアイテムは、数に限りがあり先着順のものも多く存在します
また、調査できる時間や回数にも縛りがあるため、よく吟味して調査しなければいけません
推理
調査結果をもとに推理を行い、現状怪しい人物や疑問点をプレイヤー間で共有します
全体で話し合いを行い、ディスカッションのようなことをする場合や、一人一人時間を区切って意見を述べたり、方法はシナリオによって様々です
もしあなたが犯人ならば、この場で他のプレイヤーに犯行をなすりつけたり、逆にボロをださないために黙り気味に振る舞うのもありですね
犯人特定
多くの場合、多数決などで犯人を特定、その後エンディングとなります
ゲームの山場といっていいフェーズです
今まで調査してきた手がかりをもとに、犯人を特定し、拘束しましょう
また、犯人側にとっても拘束されるかどうかの重要な場面です
最後の行動に出るのも悪くないでしょう
感想戦
シナリオ終了後は、個々のプレイヤーの背景や個人ミッションなどを他のプレイヤー共有することでよりシナリオの理解度を深めることができます
この部分が楽しい、と感じるプレイヤーも多いかと思います
- あの場面でなぜあのような行動をとったのか
- こういう背景があるからこう行動した
舞台の裏側を知ることで、より作品を楽しめるようになっています
マーダーミステリーの魅力
マーダーミステリーでは、他プレイヤーとの交渉・情報交換が重要になります
しかし、事件の「真犯人」もまたプレイヤーの中に潜んでいるため、 交わされる言葉のすべてを信じられるわけではないという部分が非常に悩ましく、面白いです
そして何より、「ひとつのシナリオを楽しめるのはたった一度だけ」という点です
ミステリー小説や人狼ゲーム、謎解きゲーム、TRPGといった数多くのジャンルの特徴を併せ持つ、とても贅沢なエンターテイメントと言っていいでしょう
まとめ:マーダーミステリーとは
いかがでしたか
- マーダーミステリーとは:
全員が主人公の推理ゲーム - その起源は:
欧米のディナーパーティ、後に中国で流行し、日本へ来た - 必要人数は:
5−10人、時間も平均3時間程度 - 場所は:
店舗でやるものとパッケージ版で買えるものもある - ゲームの流れは:
調査→推理→犯人特定 - 魅力は:
一度しかできない最高のエンターテイメント
マーダーミステリーが少しでも気になっている方の参考になれば幸いです
ではまた
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