【ボードゲーム】Age of Steam:蒸気の時代の紹介【無限「借金」列車】




鉄道ボドゲの呼吸、壱の型…!

青春「18」斬り!!!

大人気漫画「鬼滅の刃」も、映画を経てついに「無限列車」編のアニメがスタートした。

私も主人公の竈門炭治郎と同じく「長男」なのだが、どうしたことか全集中の呼吸はおろか、まったく兄弟思いですらない。

この部分が私と炭治郎の出来の違いということなのだろうか。

私にできることといえば、ねずこを運ぶかの如く、背中に大量のボードゲームを背負うことくらいだ。

そんな今回紹介するのは、その鬼滅の刃でも登場した「列車」を題材にしたボードゲームである。

その苦しみは無限に続く夢の様であり、はたまた幸せな幻想なのかもしれない。



「Age of Steam:蒸気の時代」

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蒸気の時代とは

[box class=”glay_box” title=”基本情報”]

  • テーマ:鉄道
  • 方式:対戦
  • 主要メカニズム:ピックデリバリー、借金管理
  • プレイ人数:2-6人(オススメは使用マップによりけり)
  • 想定プレイ人数:使用マップによる
  • プレイ適正年齢:13歳以上
  • 入手難易度:★★☆☆☆[/box]

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]鉄道系ボードゲームであり、我々にいつもいつもいつも苦しい思いをさせるワレスの代表作の1つ。

きっと彼の属性は毒タイプに違いない。

そしてその慢性的な毒にやられてしまったであろう、コアなファンが多く、ファン作成のマップを含めるとその数は数えきれない。

管理が下手だと文字通りゲームから「脱落」してしまうため、13歳以上のプレイが望ましい。

日本語版も発売されているため入手はそこまで難しくないが、いくつか版があるため、自分好みのデザインを購入すべし。

私はイーグルグリフォン社が出版しているデラックス版が好み。[/box]

中身について詳しく知りたいという人は開封編も書いているのでチェックしてみて欲しい。

[kanren postid=”3238″]





ゲームプレイ概要

プレイ人数やマップにより変動するラウンド制

ラウンドでは基本的には10のフェイズに分かれている。それぞれ

[box class=”blue_box” title=”各フェイズ”]

  1. 株式発行
  2. 競り
  3. 特殊アクション選択
  4. 線路敷設
  5. 商品輸送
  6. 収入
  7. 経費支払
  8. 減収
  9. 商品補充
  10. クリーンアップ[/box]

となっている。

基本的にはというのは、これも使用マップによっては変化がある場合を含むためである。

規定ラウンドに達した後、最終得点計算を行い、勝者が決定する。

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]10もフェイズがあるとぎょっとしてしまうが、1つ1つはシンプルなため、そこまで警戒はしなくていい。[/box]



1. 株式発行フェイズ

このフェイズでは、プレイヤーは任意の数の株式を発行することができる。

発行することで1株5ドルを受け取ることができるが、経費支払時に毎度1ドルを支払わなければならず、最終得点計算時、1株につき-3点となる。

ゲーム開始時は、2株持ち合わせた状態からスタート。

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]ゲーム開始から借金を負わされる。ただでさえ借金に暗いイメージのある日本人の心を抉ってくるので要注意。[/box]


2. 競りフェイズ

このラウンドの手番順を決定するための競りを行う。

参加するためには前のプレイヤーより多くの資金を支払う必要があり、参加しない場合はただちに行動順が後ろから決定する。

競りに参加してしまった場合、1位のみが参加費を支払うわけではなく、1位と2位は自分が出した全額、3位以降は半額を出す必要がある。

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]黙って見ていればスタートプレイヤーが回ってくるなんてもはや甘いのだ。1番手は金で殴って勝ち取るもの。[/box]



3. 特殊アクション取得フェイズ

競りの順に、このラウンドでのみ使用できる特殊アクションを取得することができる。

[box class=”blue_box” title=”基本マップで選択できる特殊アクション”]

  • 機関車:+1移動
  • 優先敷設:一番最初に線路を引ける
  • 技術士:他プレイヤーより+1多く線路を引ける
  • 優先輸送:一番最初に商品を輸送できる
  • 商品補充:好きな都市に2個商品を補充できる
  • 休憩:次ラウンドの競りを一回静観できる
  • 都市化:任意の街を都市にできる[/box]

プレイヤー間で重複はできず、早い者勝ち。

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]どの特殊アクションもバランスがいいため、より自分の戦略にあったアクションをとりたいところ。当然ながら、この特殊アクションもマップによりけり。[/box]



4. 線路敷設フェイズ

優先敷設プレイヤー→競り順でマップに線路を敷設していく。

基本線路は一度に3つまで引くことができるが、技術士の場合は4つ。

マップの地形ごとに必要となる資金が変わってくる。

[aside type=”warning”]
注意!
都市、街間を線路で結ぶことで完全所有権を他プレイヤーに示すことができるが、もしこのフェイズに都市間を結べなかった場合、このラウンドは線路の所有権を主張できるものの、次ラウンドで消滅してしまうので注意。
[/aside]





5. 商品輸送フェイズ

優先輸送プレイヤー→競り順に2巡、商品を輸送していく。

商品の色と対応した色の都市に運ぶことで収入を増やすことができる。

[aside type=”warning”]
注意!
この時、即時収入ではないので注意。あとから収入あるからここは我慢。
[/aside]

都市間の移動は「機関車」数とリンクしており、2都市以上をまたがって輸送する場合、特殊アクションの機関車を取得するか、1巡目に商品を輸送しないことで代わりに機関車数を1上げることができる。

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]ただし、機関車数はその数×1ドルが経費になるので上げすぎには注意が必要。[/box]



6. 収入フェイズ

現在の収入に従い、このフェイズで資金を得ることができる。

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]やっとお金が手に入る!気持ちいい瞬間の1つ。[/box]


7. 経費支払フェイズ

このラウンドの経費を支払わなければならない。

経費は、現在の株数×1ドルと、機関車数×1である。

支払えない場合、支払えない分の「収入」が減る(資金じゃない)。

それでも支払えない場合、ゲームから離脱する。

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]せっかく頑張って収入を得ても、ここで全てむしり取られていく。利益を上げるのはとても大変。[/box]



8. 減収フェイズ

現在の「収入」(資金じゃない)によって、強制的に収入が減る

[box class=”blue_box” title=”減収早見表”]

  • 収入が50以上:-10
  • 収入が41-49:-8
  • 収入が31-40:-6
  • 収入が21-30:-4
  • 収入が11-20:-2[/box]

[box class=”pink_box” title=”ひかふれの独り言”]さっき経費が取られたばかりなのに、さらに収入が減る。つらい。[/box]



9. 商品補充フェイズ

ダイスを振りどこの都市にどの商品が補充されるかが決定する。

この時、商品補充プレイヤーは任意の都市に2つ、ランダムに選ばれた商品を補充することができる。

[box class=”green_box” title=”プラスアイテム”]商品は量があるので小さな衝撃でバラけがち。そんな時に用意したいアイテムの紹介。

10. クリーンアップ

1から9までのフェイズが終了したら、ターンマーカーを進めて、次のラウンドを開始する。







蒸気の時代の魅力について

直感的な面白さ

ゲームシステムがしっかりとしているため、私はとても楽しく遊ぶことができた。

面白いと思うポイントが多く、どこかにハマれば非常に楽しむことができる一方で、脱落ルールやシビアな資金管理などが苦手な人は敬遠してしまうのもうなづける、尖った作品だなという印象。

私は他プレイヤーの線路が混じってぐちゃっとするのが嫌なので、ローカル線を作って、端っこでぬくぬくするのが好き。


ゲームのプレイ感

いきなり株式を発行しろと言われるこのゲームはなかなかに初心者泣かせかもしれない。

その後もなぜ順番決めに競りをしなければならないのか、特殊アクションはどんなメリットがあるのか等、Why?!が続くので、最低でも2回以上はプレイしてほしい。

借金に追われ、線路は邪魔され、商品も奪われた先にある損益分岐点を超えた先に、きっと楽園が待っているから。



グラフィック

私が持っているデラックス版では、イマドキの細かい描写のあるアートワークというわけではなく、どちらかといえばシステマチックで幾何学的な、スタイリッシュなマップをしている。

最初見たときは、見てて味気ない、面白くないなーと思っていたのだが、今はもうこのテイストのマップじゃないと嫌だというくらい気に入っている。

余計なモノがなく、視認性が良いのでプレイアビリティの向上にも一役買っている。

同じイーグルグリフォンでは、アップグレード品として機関車コマを販売しているが、これは小さいながらも可愛くてプレイ欲がグンと上がるのでぜひ購入する際は検討してみて欲しい。

[box class=”green_box” title=”プラスアイテム”]・機関車コマ[/box]




リプレイ性

このゲームの恐ろしいところが、鬼のようなリプレイ性にある。

ゲーム自体に中毒性があるのはもちろんだが、無数に存在するマップがリプレイ性に拍車をかけて止まらない。

しかも「マップが違う」というだけでなく、マップごとに「ルールも異なってくる」のだからもはや底が見えない。

もし気になるならBGGのフォーラムを覗いてみるといい。

無料で印刷できるマップ(PnP)だけでも、数知れない。


おわりに

今回は、Age of Steam:蒸気の時代を紹介した。

1度2度のプレイでは、このゲームの深い魅力までたどり着かないかもしれない。

かくいう私も複数プレイおよび複数のマップを経験することでこのゲームのアリジゴクのような魅力に取り付かれる1人になってしまった。

後半資金が段々と潤ってきた時の快感。

自分の計画通りに敷設して商品を無事届けられた時の嬉しさ。

知っている土地と街に鉄道を走らせる高揚感。

まだまだきっと私の知らない魅力も存在するのだろう。

だが気をつけなければならない。

蒸気を覗く時、蒸気もまた、こちらを覗いているのだ。


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[box class=”green_box” title=”プラスアイテム”]

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